任意売却
任意売却とは?
病気や失業など、さまざまな事情によりローンの返済が困難になった際には、不動産を売却することで返済資金を調達することになります。
その方法としては、一般的に「競売」による手続きが知られています。金融機関が担保不動産を差し押さえ、所有者の意思とは関係なく、入札制度により売却する制度です。
このとき、売却額がローンの未返済分よりも高ければ問題はありませんが、売却額がローン残高を下回り全額返済できない場合には、強制的に立ち退きを迫られるうえに、ローンの残額は払い続けなくてはなりません。
この「競売」によって不動産を処分される以前の段階で、金融機関との合意にもとづき自らの意思で不動産を売却することを「任意売却」と言います。
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- 競売の場合
- 債権者と交渉の余地なし
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- 任意売却の場合
- 債権者と交渉が可能